
リフォーム、いくらかかる?水回り・内装の費用相場と工期を一覧で比較
「トイレとお風呂、両方やるといくら?」「壁紙と床だけなら?」。リフォームを考え始めたとき、最初に知りたいのは、おおよその金額と日数です。
この記事では、弊社のブログで部位ごとに詳しく解説している費用の目安を、1つの表にまとめました。気になる部位があれば、表から詳しい記事へ進んでください。そのうえで、費用を左右する要素や、まとめて工事するときの考え方も紹介します。
目次
- 部位別の費用早見表
- 費用を左右する3つの要素
- まとめて工事すると無駄が減る組み合わせ
- 補助制度の全体像
- 中古住宅の購入+リフォーム、売却前の考え方
- よくある質問とまとめ
1. 部位別の費用早見表
住まいのどこを、どこまで直すかで、費用は数万円から数百万円まで大きく変わります。まずは住まい全体の中で、各部位の位置と費用の幅をつかんでください。
▲ 住まいの断面図に、水まわり・内装・外まわりの主な部位を示したイメージ。
水まわり
※表は横にスクロールできます。
| 部位 | 工事の内容 | 費用の目安(税込) | 工期の目安 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|---|
| トイレ | 便器交換〜内装込み | 約12〜36万円 | 半日〜1日 | トイレリフォーム |
| 洗面所 | 洗面台交換〜内装込み | 約8〜30万円 | 半日〜2日 | 洗面所リフォーム |
| キッチン | 本体交換〜内装込み | 約50〜120万円 | 2〜5日 | キッチンリフォーム |
| 浴室 | ユニットバス交換〜脱衣所込み | 約70〜125万円 | 4〜6日 | お風呂リフォーム |
キッチンを対面式に変える場合は約100〜200万円、タイル張りなど在来工法の浴室からユニットバスに替える場合は約120〜200万円が目安です。
内装(壁・床)
※表は横にスクロールできます。
| 部位 | 工事の内容 | 費用の目安(税込) | 工期の目安 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|---|
| 壁(1面) | アクセントクロス | 約3〜5万円 | 半日〜1日 | アクセントクロス |
| 壁(1面) | エコカラット | 約4〜18万円 | 半日〜1日 | エコカラット |
| 床(6畳) | フロアタイル・クッションフロアの重ね張り | 約4〜11万円 | 半日〜1日 | フロアタイルとクッションフロア |
| 壁+床(6畳) | 壁紙と床をまとめて | 約9〜18万円 | 1〜2日 | 壁と床だけで部屋はどこまで変わる? |
設備・外まわり(順次公開)
給湯器、外壁、屋根、窓、玄関ドア、壁紙の全面張り替え、フローリング、和室から洋室への変更、室内ドア・収納についても、詳しい記事を順次公開しています。公開したものから、この表に費用の目安とリンクを追加します。
※費用は、各詳細記事で想定した条件(標準的な価格帯の商品、戸建てでは一般的な大きさなど)での目安です。商品のグレード、既存の状態、工事の範囲により変動します。含まれる工事と別途になる工事は、各記事の注記をご確認ください。
※洗面所と脱衣所が同じ部屋の場合、浴室・洗面所の内装工事が重複することがあります。複数箇所の総額は、重複する工事を整理して見積もります。
2. 費用を左右する3つの要素
同じ部位でも、見積もりが大きく違うのには理由があります。費用は、ほとんど次の3つで決まります。
① 商品のグレード
キッチンや浴室は、同じメーカー・同じ大きさでも、グレードやオプションで数十万円変わることがあります。毎日使う機能に絞って選ぶと、費用を抑えやすくなります。
② 工事の範囲
設備だけ替えるか、床や壁も整えるか、位置や間取りまで変えるか。特に位置を動かす工事は、配管や排気の移設が加わり、費用も工期も大きく増えます。
③ 住まいの状態
床下の傷み、古い配管、壁の中の下地などは、解体して初めて分かることがあります。築年数が古い住まいほど、補修費を少し余裕を持って見込んでおくと安心です。マンションでは、管理規約や共用部分の制約も加わります。
見積もりを比べるときは、金額だけでなく、商品名・工事範囲・追加費用がかかる条件をそろえて見ることが大切です。各記事の費用表にも、含まれる工事と別途の工事を書いています。
現場から:「どこから手を付ければいいか分からない」というご相談では、まず「困っていること」と「あと何年住むか」を伺います。そのうえで、今はやらなくてもいい工事は、その理由も含めてお伝えしています。
3. まとめて工事すると無駄が減る組み合わせ
工事を別々に依頼すると、出張費や最低施工料金などが重複する場合があります。同じ時期にまとめられる工事を検討し、共通する養生・搬出入や、設備の取り外しをまとめられると、重複する手間や費用を減らせる場合があります。
▲ 工程や養生、設備の取り外しなどをまとめて検討しやすい組み合わせ。
※表は横にスクロールできます。
| 組み合わせ | まとめる理由 |
|---|---|
| 設備の交換+その部屋の床・壁 | 設備を外したときなら、床を壁際まできれいに張り替えられる。後から設備の下まで張り替える場合、再度取り外しが必要になることがある |
| 浴室+脱衣所・洗面所 | 浴室の出入口まわりなど、脱衣所側の補修が必要になる場合がある。洗面台も古ければ、床をまとめて張り替えやすい |
| トイレ+洗面所 | どちらも床はクッションフロアが第一候補で、内装工事の日程をまとめやすい |
| 壁紙+床+巾木 | 家具の移動や養生をまとめやすく、部屋全体の色を一度に決められる |
| 浴室+給湯器 | 給湯・追い焚きの仕様や施工日程を合わせて検討できる |
| 外壁+屋根 | 足場を組む工事は、一度の足場で両方を施工できる(詳しい記事は順次公開) |
水まわり4か所をまとめる場合も、設備のグレードや内装の範囲によって総額は大きく変わります。上の表は個別工事の目安です。単純に足し合わせたり、セットなら一定額安くなると考えたりせず、同じ条件で一括見積もりを取りましょう。一度の費用が大きくなるため、急ぐ部位と後でよい部位を分けて計画するのも一つの方法です。
まとめるときの注意:水まわりを同時に工事すると、キッチンもお風呂も使えない日が重なることがあります。工事の順番や、どの設備をいつ使えるかを、契約前に施工会社と確認しておきましょう。
4. 補助制度の全体像
国の「みらいエコ住宅2026事業」では、設備を単純に交換するだけでは補助対象になりません。ただし、所定の要件化工事などの条件を満たす場合は、水まわりの一部の設備や工事も補助対象になります。
※表は横にスクロールできます。
| 部位 | 主な対象設備・工事 | 補助額 |
|---|---|---|
| トイレ | 節水型トイレ | 31,500円または34,500円/箇所 |
| 洗面所・キッチン・浴室 | 節湯水栓 | 9,000円/箇所 |
| キッチン | ビルトイン食洗機 | 30,000円/戸 |
| キッチン | キッチンセットの交換を伴う対面化改修 | 106,800円/戸 |
| 浴室 | 高断熱浴槽 | 48,000円/戸 |
| 浴室 | 浴室乾燥機 | 27,600円/戸 |
| 家全体 | 手すりの設置/段差の解消 | 7,200円/戸/8,400円/戸 |
- 設備は、制度の対象として登録された製品が対象です。手すりの設置・段差の解消は、所定の工事基準を満たすかで判断されます。
- 対象は、原則として2016年12月31日以前に新築された住宅です。
- 居室1室のすべての開口部の断熱改修など、所定の要件化工事との組み合わせが必要です。トイレ・浴室・洗面所はこの「居室」には含まれません。
- 1回の申請の合計補助額が原則として5万円以上であることなどの条件があります。
- 申請は登録事業者が行い、交付申請は原則として工事完了後です。受付は2026年12月31日まで、予算に達した時点で終了します。
つまり、水まわりの工事だけでは利用できず、居室の断熱改修と同じ計画にまとめられるかが分かれ目です。各部位の詳しい条件は、それぞれの記事と制度の公式ページでご確認ください。
介護保険の住宅改修(名古屋市):要支援・要介護の認定を受けている方の住まいで、手すりの設置、段差の解消、滑りにくい床への変更などが対象になります。支給の限度は工事費20万円までで、その7〜9割が給付されます。着工前に区役所または支所へ事前申請が必要です。まずはケアマネジャーにご相談ください。
5. 中古住宅の購入+リフォーム、売却前の考え方
不動産仲介とリフォームの両方を承っている立場から、よくいただくご相談への考え方をまとめます。
中古住宅を買ってリフォームする方
- 物件価格とリフォーム費用を合わせて予算を組む:物件だけで予算を使い切ると、必要な工事ができなくなります。内見の段階で、水まわりや内装の状態から工事費のおおよそを把握しておくと安心です。
- 契約前にマンションの管理規約を確認する:床材の遮音性能、工事の届出や時間帯の指定など、後から希望の工事ができないと分かることがあります。
- 入居前にまとめて工事する:家具を入れる前なら、床や壁の工事がしやすく、住みながらの工事より負担が軽くなります。
売却を考えている方
リフォーム費用が、そのまま売却価格に上乗せされるとは限りません。特にキッチンや浴室など金額の大きい工事は、買う方にも好みがあります。設備の状態や周辺の売出物件によっては、ハウスクリーニングや必要な修理にとどめる方がよい場合もあります。工事を始める前に、現状のまま売る場合と比較しておくと安心です。
6. よくある質問とまとめ
Q 見積もりは何社から取るべきですか?
A 金額だけでなく、商品名・工事範囲・追加費用がかかる条件を比べられるように、同じ条件で複数の見積もりを取ると安心です。極端に安い見積もりは、必要な工事が含まれているか確認しましょう。
Q 住みながら工事できますか?
A 多くの工事は住みながらできます。ただし、水まわりは工事中に使えない日があります。使えない期間は各記事のFAQで紹介していますので、事前に施工会社と確認してください。
Q どこから手を付ければいいですか?
A 水漏れや故障など、暮らしに支障が出ているところからが基本です。そのうえで、一緒に工事すると無駄が減る部位(第3章)を合わせて検討すると、全体の費用を抑えやすくなります。
リフォームの費用は、商品のグレード・工事の範囲・住まいの状態で大きく変わります。まずこの早見表でおおよその幅をつかみ、気になる部位の詳しい記事で、何に困っていて、どこまで直すかを確かめてください。
「うちの場合は、どこから、どこまでやるべきだろう」と迷ったときは、ぜひ一度ご相談ください。住まいの状態を拝見したうえで、今はやらなくてもいい工事は、その理由も含めてお伝えします。

リフォームについて、お気軽にご相談ください
水まわり、内装、外まわりまで、部分的な工事からまとめたリフォームまで承ります。現地調査、管理規約の確認、商品のご提案、補助制度の確認、お見積りまで一括で対応します。中古住宅の購入や売却とあわせたご相談も承ります。
無料でご相談する → LINEで相談する →参考・出典
- 各部位の費用・工期:本文の表からリンクしている弊社の各詳細記事(それぞれに出典を掲載)
- パナソニック「水まわりのリフォーム費用相場とは?」(水まわりをまとめる場合の費用とメリット)
- みらいエコ住宅2026事業 公式ページ(リフォーム)
- みらいエコ住宅2026事業「子育て対応改修」(食洗機・浴室乾燥機・対面化改修の補助額)
- LIXIL「先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026 制度説明」(節水型トイレ・節湯水栓・高断熱浴槽・バリアフリー改修の補助額)
- 名古屋市「介護保険の住宅改修費の支給」
※本記事の費用・工期は、各詳細記事の出典および弊社が取り扱った工事をもとにした税込の目安であり、商品・既存の状態・工事の範囲により変動します。掲載画像は説明用のイメージです。補助制度の内容は2026年11月時点の情報です。予算の状況により受付が終了する場合があるため、最新の情報は各制度の公式サイトでご確認ください。分譲マンションで工事を行う場合は、事前に管理規約および管理組合への届出の要否をご確認ください。賃貸住宅の場合は、賃貸借契約の内容をご確認のうえ、必要に応じて貸主・管理会社の承諾を得てください。
