
名古屋市北区完全ガイド|駅別・エリア別に見る住みやすさと街の特徴
北区の基本データ
栄まで
8分
地下鉄名城線 黒川駅から直通
利用できる主な路線
名城線・上飯田線・瀬戸線・小牧線
区境周辺ではJR・ゆとりーとラインも利用可
人口(市内順位)
7位
約16.0万人・2026年7月1日時点
新築戸建て掲載事例
3,300万前後〜
建物90〜110㎡程度・2026年7月時点
▶ 北区 3エリア 早わかり比較
北区は「水と緑のまち」として親しまれる区で、区の人口は約16.0万人(2026年7月1日時点)で名古屋市16区の中で7位です。
区の中央を庄内川が流れ、名城公園という大型緑地公園が整備されており、「都心近接と自然環境のバランス」が北区の子育て世帯からの支持を集めている理由のひとつです。
この記事では、北区を「黒川・清水・名城公園エリア(黒川・田幡・清水・尼ケ坂)」「大曽根・平安通・上飯田エリア(大曽根・平安通・上飯田・山田)」「楠・味鋺・如意エリア(楠・味鋺・如意・会所町)」の3エリアに分けて、
それぞれの特性・向いている暮らし方を、できるだけ根拠のある情報で整理します。
黒川・清水エリアは地下鉄名城線・名鉄瀬戸線沿線で名城公園に近い都市型住宅街、大曽根・平安通エリアは複数路線が交差する交通・生活利便エリア、楠・味鋺エリアは名鉄小牧線・城北線沿線で庄内川以北に広がる郊外型住宅地です。
南部と北部では利便性や雰囲気が大きく異なるため、実際に歩いて比較することをおすすめします。
なお学区・施設情報などは変更されることがあるため、実際の購入検討時には名古屋市や各施設の最新の公表情報を必ずご確認ください。
目次
1. 北区の基本プロフィール 2. 交通アクセス 3. エリア別特徴 4. 商業施設・スーパーマーケット 5. 学区・教育環境 6. 公園・自然環境 7. 治安・防災 8. 物件相場・資産性 9. 北区 vs 東区——どちらを選ぶ? 10. 北区が向いている方の傾向 11. よくある質問 12. まとめ——あなたに合うのはどのエリア?北区は名古屋市の北部に位置し、東は東区・守山区、西は西区、南は中区・東区に隣接しています。
区域のほぼ中央を庄内川が流れ、区が南北に分かれています。
かつては多くの工場が立地していましたが、産業構造の変化により跡地は大規模住宅などに生まれ変わり、現在では住宅街としての性格が強い区になっています。
北区北部からは、隣接する豊山町にある県営名古屋空港にもアクセスしやすく、国内各地への移動に利用できます。
南部の黒川・清水エリアは地下鉄名城線・名鉄瀬戸線が使え、栄まで地下鉄で約8分というアクセスの良さが魅力です。
その一方で庄内川・矢田川が流れ、名城公園という大型緑地公園が整備されている点が北区の特徴です。
北区の「三面性」:①黒川・清水・名城公園エリア(黒川・田幡・清水・尼ケ坂)は名城線・瀬戸線沿線で名城公園に近い都市型住宅街、②大曽根・平安通・上飯田エリア(大曽根・平安通・上飯田・山田)は複数路線が交差する交通・生活利便エリア、③楠・味鋺・如意エリア(楠・味鋺・如意・会所町)は名鉄小牧線・城北線沿線で庄内川以北に広がる郊外型住宅地——この3つの性格の違いを理解することが、北区での住まい選びの第一歩です。
北区内および区境周辺で利用できる主な路線は、地下鉄名城線・上飯田線、名鉄瀬戸線・小牧線、東海交通事業城北線です。
大曽根駅周辺ではこれに加えてJR中央本線・ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」も利用できます。
| 駅 | 栄までの目安 | 路線 |
|---|---|---|
| 黒川駅 | 約8分 | 地下鉄名城線直通 |
| 大曽根駅 | 約10分前後 | JR・名鉄・地下鉄名城線 |
| 味鋺駅 | 約25分前後 | 名鉄小牧線・上飯田線直通、平安通で名城線に乗換 |
※所要時間は列車種別や乗り換え時間によって異なります。
公開時には最新の乗換案内でご確認ください。
大曽根駅は、JR中央本線・名鉄瀬戸線・地下鉄名城線に加え、ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」も利用できる交通結節点です。
楠・味鋺・如意エリアは名鉄小牧線・城北線が使えますが、南部と比べると本数がやや少なく、車移動が前提になる場所もあります。
北区は大きく「黒川・清水・名城公園エリア(黒川・田幡・清水・尼ケ坂)」「大曽根・平安通・上飯田エリア(大曽根・平安通・上飯田・山田)」「楠・味鋺・如意エリア(楠・味鋺・如意・会所町)」の3エリアに分かれ、それぞれ性格が異なります。
❶ 黒川・清水・名城公園エリア——都市型住宅街
黒川・清水エリアは名城公園・堀川沿いの桜並木があり、「名城公園や名古屋城も近い」「自転車や電車で移動が楽」という居住環境の豊かさが魅力です。
名鉄瀬戸線の清水駅から尼ケ坂駅までの高架下には、飲食店や物販店などが集まる「SAKUMACHI商店街」が整備されており、カフェ・雑貨が集まる新名所として親しまれています。
週末には親子連れが多く訪れ、「大曽根や栄と違うしっとりとした雰囲気が好き」という声もあります。
❷ 大曽根・平安通・上飯田エリア——交通・生活利便エリア
大曽根エリアはJR・名鉄・地下鉄・ゆとりーとラインが集結する交通の要衝で、オズモールなどの商店街・飲食店も集まっています。
上飯田駅周辺には「そよら上飯田」「イオンスタイル上飯田」があり、日常の買い物利便性も高いエリアです。
❸ 楠・味鋺・如意エリア——庄内川以北の郊外型住宅地
楠・味鋺・如意エリアは名鉄小牧線・城北線沿線の郊外型住宅地です。
一部に田畑や緑が残る一方、住宅や商業施設も多く、南部と比べて車を利用する場面が多いものの、戸建ての選択肢を探しやすいエリアです。
北区は大型ショッピングモールは少なめですが、中小スーパーが多数点在し、日常の買い物には比較的困りにくい環境です。
上飯田駅周辺には「そよら上飯田」「イオンスタイル上飯田」があり、食品・日用品・飲食・サービス店舗を利用できます。
大曽根駅周辺にはオズモールなどの商店街や飲食店が集まり、東区側の大型商業施設にもアクセスしやすい環境です。
黒川・清水エリアも中小スーパーが充実しており、SAKUMACHI商店街には個性的な飲食店・雑貨店も集まっています。
楠・味鋺エリアは南部と比べるとスーパーの選択肢がやや限られる傾向があり、車での買い物が前提になる場合もあります。
店舗は閉店・移転が起こりうるため、購入検討時には最寄り店舗を実際に確認することをおすすめします。
北区には市立小学校が19校、市立中学校が7校(志賀中学校・大曽根中学校・八王子中学校・楠中学校・北陵中学校・北中学校・若葉中学校)あります。
指定校は町名・番地によって決まるため、購入前には名古屋市の最新の通学区域一覧または北区役所で必ず確認することをおすすめします。
| 中学校区 | 対象小学校 | 大まかなエリア |
|---|---|---|
| 八王子中学校 | 大杉小・清水小 | 黒川・清水周辺 |
| 若葉中学校 | 杉村小・名北小 | 平安通周辺 |
| 北陵中学校 | 城北小・東志賀小・辻小 | 志賀周辺 |
| 志賀中学校 | 金城小・光城小・川中小 | 志賀周辺 |
| 大曽根中学校 | 飯田小・六郷小・宮前小・六郷北小 | 大曽根周辺 |
| 楠中学校 | 楠小・楠西小・如意小 | 楠周辺 |
| 北中学校 | 味鋺小・西味鋺小 | 味鋺周辺 |
各学校の教育方針・部活動の特色は年度によって変わるため、最新の情報は各学校のホームページまたは学校案内でご確認ください。
いずれの学校も口コミ評価・学級数は年度によって変動するため、判断材料のひとつとして参考にしていただければと思います。
北区の子育て環境をより詳しく知りたい方へ
保育施設の状況・学区の詳細・医療体制・公園・治安・防災まで、北区の子育て環境を解説した専用記事を公開しています。
3エリアの違いも具体的な情報で整理しています。
北区最大の魅力が「名城公園」です。
名古屋城の北側に広がる大規模公園で、フラワープラザを中心に四季折々の花々が植えられたガーデンが点在し、春は桜の名所として多くの花見客で賑わいます。
園内にはテニスコート(名城庭球場)・野球場・夏季営業の屋外プールといったスポーツ施設もあり、体を動かして遊べる環境が整っています。
2017年には「Tonarino(トナリノ)」という商業施設が名城公園内にオープンし、カフェやコンビニも利用できるようになりました。
中部エリアには「志賀公園」があり、地域の子育て世帯の日常的な遊び場として親しまれています。
大曽根・志賀エリアからも徒歩圏内でアクセスしやすく、名城公園ほど大規模ではないものの、身近な公園として日々の外遊びに活用されています。
庄内川・矢田川周辺には「洗堰緑地(あらいぜきりょくち)」などがあり、散策・運動・自然観察を楽しめます。
洗堰緑地は北区と西区にまたがって整備されており、春には桜並木が美しい景観をつくります。
ただし河川敷では天候や増水状況に注意が必要です。
北区内には身近な地域公園も多数点在しており、名城公園・志賀公園という大型拠点と組み合わせることで、日常的に外遊びできる環境が整っています。
北区の治安の感じ方はエリアによって異なりますが、住宅街は落ち着いているという評価が多く見られます。
北警察署が区内にあり、地域の防犯活動の拠点になっています。
正直にお伝えします:治安の感じ方は物件の位置や時間帯によって異なります。
この記事では特定の犯罪件数や順位付けはせず、エリアの傾向のみをお伝えしています。
最新の犯罪認知件数は愛知県警が公開していますので、そちらもあわせてご参照ください。
北区の防災において重要な確認事項が水害リスクです。
庄内川・矢田川という2つの河川が区内を流れており、洪水・内水氾濫など、災害の種類によって想定区域が異なります。
南部だけでなく楠・味鋺エリアを含む北部についても水害リスクの確認が必要です。
エリア名だけで「北部は自然豊かで安全」と判断せず、検討物件の住所ごとに「なごやハザードマップ」で浸水想定を確認してください。
北区の物件相場は、南部の地下鉄名城線沿線エリアが比較的底堅い需要を持つ一方、楠・味鋺エリアは比較的手が届きやすい価格帯とされることが多く、コストパフォーマンスを重視する方に選ばれています。
| エリア | 物件種別 | 面積目安 | 価格傾向 |
|---|---|---|---|
| 黒川・清水 | 新築・中古戸建て(建物面積) | 80〜100m²程度 | 中〜やや高めの傾向 |
| 黒川・清水 | 中古マンション(専有面積) | 60〜75m²程度 | 中程度 |
| 大曽根・平安通 | 中古マンション(専有面積) | 60〜80m²程度 | 中程度 |
| 楠・味鋺 | 新築戸建て中心(建物面積) | 90〜110m²程度 | 比較的手が届きやすい |
※価格は2026年7月時点の市場掲載事例を参考にした概算で、成約価格とは異なります。
築年数、駅距離、土地・専有面積、建物状態などによって大きく異なります。
北区は名城線沿線という交通利便性と、庄内川・矢田川沿いの自然環境を兼ね備えていることから、名古屋市内でも比較的安定した需要が見込まれるエリアとされています。
ただし実際の資産価値は築年数・管理状態・駅距離・間取り・周辺の供給量・市況などによって物件ごとに異なるため、個別にご確認ください。
「北区と東区、どちらがおすすめですか?」という質問もよく聞かれます。
どちらも名城線沿線で大曽根エリアが隣接しますが、性格は異なります。
| 比較項目 | 北区 | 東区 |
|---|---|---|
| 面積 | 17.53km²・南北で街の性格が異なる | 7.71km²・市内最小 |
| 住宅の選択肢 | 戸建て・マンションとも比較しやすい | マンション中心・人気地域は供給限定 |
| 都心アクセス | 黒川・大曽根などから良好 | 栄・久屋大通に近い |
| 選び方の目安 | 価格と広さ・交通のバランスを重視する方 | 都心性・ブランド性を重視する方 |
「価格と広さ、交通利便性のバランスを重視したい」という場合は北区が候補になります。
「都心性・ブランド力も重視したい」という場合は東区(白壁エリア等)も比較検討する価値があります。
「北区が向いているのはどんな人?」と問われたとき、私たちが仲介の現場で感じている傾向を、いくつかのユーザー像としてまとめました。
都心近接と自然環境を両立したいファミリー
名城公園という都市型の緑地環境が身近にありながら、栄まで地下鉄で約8分というアクセスの良さを両立できるのは北区南部ならではの強みです。
SAKUMACHI商店街のような新しいスポットを楽しみたい方
清水〜尼ケ坂の高架下に整備された商店街は、カフェ・雑貨店が集まる新しいスポットとして人気を集めています。
価格と広さのバランスを重視したい方
楠・味鋺エリアは南部と比べて比較的手が届きやすい価格帯とされることが多く、庄内川以北ならではの広い戸建てを求める方に向いています。
複数路線を使い分けたい方
大曽根駅はJR・名鉄・地下鉄・ゆとりーとラインが集結する交通結節点です。
通勤先や行き先によって路線を使い分けたい方、東区側の商業施設にも気軽にアクセスしたい方に向いています。
確認しておきたいケース:①車での移動を避けたい場合、楠・味鋺エリアの一部は駅から距離があるため事前確認が必要です。
②水害リスクを重視する場合は、エリア名だけで判断せず、検討住所ごとの浸水想定を確認してください。
Q. 北区の中学校区はいくつありますか?
A. 北区には7つの中学校区(志賀中学校・大曽根中学校・八王子中学校・楠中学校・北陵中学校・北中学校・若葉中学校)があります。
町名・番地によって指定校が細かく分かれるため、必ず名古屋市の最新の通学区域一覧または北区役所市民課(電話:052-917-6446)・楠支所区民生活課(電話:052-901-2263)で個別にご確認ください。
Q. 南部エリアと北部エリア、どちらがおすすめですか?
A. 交通利便性・買い物環境を重視するなら黒川・清水エリアや大曽根・平安通エリアが向いています。
広い戸建て・比較的手が届きやすい価格帯を重視するなら楠・味鋺エリアも選択肢になります。
Q. 水害リスクはどの程度ですか?
A. 北区は庄内川・矢田川という2つの河川が流れており、洪水・内水氾濫など災害の種類によって浸水想定が異なります。
楠・味鋺エリアを含め、エリア名だけで判断せず、検討物件の住所ごとに「なごやハザードマップ」で確認することをおすすめします。
■ 北区3エリア 早引き案内表
黒川・清水・名城公園 → 「都市型住環境重視」の方に
名城公園近接。
SAKUMACHI商店街も魅力
大曽根・平安通・上飯田 → 「交通利便性」を求める方に
複数路線が集結。
そよら上飯田等の買い物環境
楠・味鋺・如意 → 「価格と広さのバランス」を求める方に
庄内川以北の郊外型住宅地。
手が届きやすい価格帯
北区は「都心近接と自然環境の両立」という強みを持つ、名古屋市16区の中で人口7位の区です。
南部の都市型住宅街から北部の郊外型住宅地まで幅が広く、ご自身の優先順位に合わせてエリアを選べる点が魅力です。
一方、水害ハザードマップの確認は北区のどのエリアでも欠かせない確認事項です。
私たち愛知中央不動産では、北区内の学区別の物件情報はもちろん、保育施設の状況、水害ハザードマップの見方についてもご相談いただけます。
「南部エリアか北部エリアか迷っている」という方も、ご家族の条件をうかがいながら一緒に絞り込みましょう。





