年収から考える「無理のない住宅購入価格」とは?の画像

年収から考える「無理のない住宅購入価格」とは?

購入ブログ

橋本 侑弥

筆者 橋本 侑弥

不動産キャリア15年

不動産業界歴15年。賃貸仲介を中心に、市場データ分析と広告戦略を強みとしてきました。名古屋市内の複数エリアで現場経験があり、地域の生活情報にも精通。最新のマーケティング手法を活かした客付け・売却提案を得意とします。名古屋市東区出身、昭和区在住。

ペアローンも含めて、後悔しにくい現実的な予算の考え方を徹底解説

家を買おうと考えたとき、多くの方がまず気になるのが、

「自分はいくらまで借りられるのか」

です。

特に最近は、

・住宅価格上昇
・金利上昇不安
・共働き世帯増加

などもあり、

「ペアローンを組めばかなり高い物件も買える」

というケースが増えています。

実際、住宅ローンの事前審査をすると、

「思ったより借りられる」

と感じる方はかなり多いです。

ただ、ここで非常に重要なのが、

“借りられる金額”

と、

“無理なく返せる金額”

は全く別ということです。

ここを勘違いすると、購入後にかなり苦しくなるケースがあります。

実際、現場でも、

・教育費が想定以上だった
・固定資産税が重かった
・管理費修繕積立金が上がった
・子どもが私立進学した
・片方が時短勤務になった
・転職で収入が下がった

などで、住宅ローン負担が重くなるケースは珍しくありません。

特に最近は、

“ペアローン前提でギリギリまで借りる”

ケースも増えています。

もちろん、ペアローン自体は悪いものではありません。

ただ、組み方を間違えると、将来的なリスクも大きくなります。

つまり住宅購入では、

「いくら借りられるか」

ではなく、

“どの金額なら長期間無理なく暮らせるか”

を考えることが非常に重要です。

本記事では、年収別の現実的な購入価格、ペアローンの考え方、教育費や老後資金まで含めた“無理のない予算設定”を、実務目線でかなり詳しく整理していきます。


「借りられる金額」と「安全な金額」は違う

まず、最初にかなり重要な話です。

銀行は、比較的高い金額まで融資可能と判断するケースがあります。

例えば、

・年収500万円
・共働き世帯
・勤続年数問題なし

などであれば、想像以上に借入可能額が伸びることがあります。

ただ、ここで注意したいのが、銀行は、

“将来の生活余裕”

までは保証してくれないという点です。

例えば、

・子どもの教育費
・車買い替え
・老後資金
・修繕費
・病気リスク

などは、家庭によってかなり違います。

つまり、住宅ローン審査が通る=安全ではありません。

ここはかなり重要です。


年収倍率だけで考えると危険

住宅購入では、

「年収の〇倍までなら大丈夫」

という話をよく聞きます。

例えば、

・年収5倍
・年収6倍
・年収7倍

などです。

もちろん、一つの目安にはなります。

ただ実際は、年収だけではかなり危険です。

なぜなら、同じ年収でも、

・子どもの人数
・車有無
・教育方針
・老後資金準備
・生活水準

が全然違うからです。

例えば、同じ年収800万円でも、

・子ども2人私立予定
・車2台所有

なら、かなり負担感は変わります。

つまり、単純な倍率だけで考えると危険です。


まず重要なのは「毎月いくらなら安全か」

実際には、

“総額”

より、

“毎月いくらなら無理なく払えるか”

の方がかなり重要です。

例えば、住宅ローンだけで、

・月12万円
・月15万円
・月18万円

では、生活余裕はかなり変わります。

特に見落とされやすいのが、

“住宅ローン以外の住居費”

です。


マンションは「ローン以外」がかなりかかる

例えばマンションでは、

・管理費
・修繕積立金
・駐車場代

などがかかります。

最近は、修繕積立金が将来的にかなり上がるケースも増えています。

つまり、

「ローン12万円だから大丈夫」

ではなく、

・管理費2万円
・修繕積立金1.5万円
・駐車場1.5万円

なら、実質17万円です。

ここを軽視するとかなり危険です。


戸建でも維持費はかなりかかる

一方、戸建は管理費がありません。

ただし、

・外壁
・屋根
・給湯器
・防水
・設備交換

など、将来的な修繕費があります。

つまり、戸建も、

“将来修繕費を積み立てる前提”

で考えた方が安全です。


「手取り基準」で考えるのがかなり重要

住宅ローンでは、年収ベースで考えがちです。

ただ実際には、

“手取り”

で考えた方がかなり現実的です。

例えば、年収800万円でも、手取りはかなり減ります。

さらに、

・保険
・教育費
・車維持費

などもあります。

そのため、実務的には、

“住居費は手取りの25%前後”

くらいに抑えると比較的安全と言われます。

もちろん、地域や家庭状況によって変わります。

ただ、ここを超えすぎると、生活余裕がかなり減りやすいです。


年収別の現実的な購入価格イメージ

ここからは、かなり現実的な目安を整理します。

もちろん、家庭状況によって変わります。

ただ、一般的な共働き・子育て前提で見ると、比較的安全ラインは以下イメージです。


年収500万円前後の場合

単独ローンなら、比較的安全なのは、

・2500万〜3500万円前後

です。

もちろん、頭金有無でも変わります。

ただ、最近の住宅価格上昇を考えると、かなり悩みやすい価格帯でもあります。

特に名古屋市内では、

・新築マンション
・駅近新築戸建

は厳しくなりやすいです。

そのため、

・中古マンション
・中古戸建
・郊外エリア

を視野に入れるケースが増えています。


年収700万円前後の場合

比較的現実的なのは、

・4000万〜5500万円前後

です。

このあたりから、選択肢はかなり増えます。

ただ、

・子ども人数
・私立予定
・車台数

でかなり変わります。

特に教育費が重なる時期はかなり注意です。


年収1000万円前後の場合

比較的余裕が出やすいですが、それでも注意は必要です。

例えば、

・6000万〜8000万円前後

を検討するケースもあります。

ただ、最近は高価格帯マンションも多く、

“借りられるだけ借りる”

ケースも増えています。

ただ、年収1000万円でも、

・教育費
・老後資金
・住宅維持費

が重なると、意外と余裕がなくなるケースもあります。


ペアローンは「買える金額」をかなり増やせる

最近かなり多いのがペアローンです。

例えば、

・夫500万円
・妻400万円

なら、合算でかなり借入可能額が伸びます。

そのため、

・駅近新築マンション
・人気学区
・都心部物件

も視野に入りやすくなります。

実際、最近の高額物件は、ペアローン前提になっているケースもかなりあります。


ただしペアローンは「両方働き続ける前提」

ここがかなり重要です。

ペアローン最大の注意点は、

“片方の収入が落ちると一気に苦しくなる”

ことです。

例えば、

・産休育休
・時短勤務
・転職
・病気

などです。

つまり、ペアローンは、

“2人の収入をかなり前提にしたローン”

です。

ここを軽く考えると危険です。


子どもが小さい家庭ほど慎重に考えたい

特に注意したいのがここです。

例えば、

・保育園
・小学校
・塾
・習い事

など、子育て期はかなりお金がかかります。

さらに、片方が、

・時短勤務
・働き方変更

になるケースもあります。

つまり、

“今の共働き収入がずっと続く前提”

でローンを組むのはかなり危険です。


ペアローンは「片方収入減」想定をしたい

実務的には、

“片方収入が下がっても耐えられるか”

を見るのがかなり重要です。

例えば、

・片方だけでも最低限返済可能
・貯蓄余力あり

なら比較的安全です。

逆に、

“2人フル収入でギリギリ”

はかなり危険です。


老後まで考えると「借入年数」も重要

50代近くになると、ここがかなり重要になります。

最近は、

・40年ローン
・50年ローン

も増えています。

確かに、月々支払いは下がります。

ただ、返済期間が長くなるため、

・老後負担
・総支払額増加

などの問題もあります。

つまり、

“月々だけ見て判断する”

のは危険です。


「家を買った後の生活」を想像することが重要

住宅購入では、

「買えるか」

だけで考えがちです。

ただ実際には、

“買った後どう暮らすか”

の方がかなり重要です。

例えば、

・旅行へ行けるか
・教育費を払えるか
・老後資金を積めるか
・趣味を楽しめるか

などです。

住宅ローンに追われる生活になると、かなり苦しくなります。


最近は「住宅に予算を使いすぎる」ケースが増えている

最近の住宅価格上昇でかなり増えています。

特に、

・新築マンション高騰
・人気学区集中
・駅近価格上昇

などです。

その結果、

“かなり無理して買う”

ケースも増えています。

ただ、住宅は、

“買った後の維持”

の方が長いです。

つまり、購入時より、その後の生活の方が重要です。


「無理なく払える」は精神的余裕にも直結する

これはかなり大きいです。

住宅ローン負担が軽いと、

・転職自由度
・教育選択肢
・老後安心感

なども変わります。

逆にギリギリだと、かなり精神的負担になります。

つまり、住宅予算は、

“人生の自由度”

にも影響します。


結論:住宅購入は「借りられる金額」ではなく「生活余裕」で決めるべき

住宅購入では、銀行が貸してくれる金額を基準にすると危険です。

重要なのは、

・教育費
・老後資金
・車
・修繕費

まで含めて、

“長期間無理なく暮らせるか”

です。

特にペアローンは、購入可能額をかなり増やせます。

ただ、その分、将来的な収入変動リスクも大きくなります。

つまり、

“ギリギリまで借りる”

より、

“余裕を残して暮らせる”

方が、結果的に後悔しにくいケースがかなり多いです。


まとめ

住宅購入では、「いくら借りられるか」より、「いくらなら無理なく返せるか」がかなり重要です。

特に最近は、ペアローンによって高額物件も購入しやすくなっています。

ただ、

・教育費
・時短勤務
・老後資金
・修繕費

などを考えると、ギリギリローンはかなり危険です。

重要なのは、“買える家”ではなく、“買った後も安心して暮らせる家”を選ぶことです。

住宅購入は長期戦です。

そのため、目先の借入可能額ではなく、人生全体のバランスで考えることが、後悔しにくい購入に繋がります。

年収から考える購入価格





”購入ブログ”おすすめ記事

  • シニア単身のマンション購入は慎重に?バリアフリーと将来の売却性を見極めるコツの画像

    シニア単身のマンション購入は慎重に?バリアフリーと将来の売却性を見極めるコツ

    購入ブログ

  • ペット可マンション購入の注意点は?規約確認と近隣トラブルを防ぐポイントの画像

    ペット可マンション購入の注意点は?規約確認と近隣トラブルを防ぐポイント

    購入ブログ

  • ZEH住宅の購入前に確認したい補助金制度!維持コスト比較で失敗しないポイントを解説の画像

    ZEH住宅の購入前に確認したい補助金制度!維持コスト比較で失敗しないポイントを解説

    購入ブログ

  • 二世帯住宅の購入前に知るべきポイントは?メリットとデメリット完全分離型部分共有型を比較の画像

    二世帯住宅の購入前に知るべきポイントは?メリットとデメリット完全分離型部分共有型を比較

    購入ブログ

  • タワーマンション購入前の注意点とは?管理費修繕費と将来リスクを高所得層向けに解説の画像

    タワーマンション購入前の注意点とは?管理費修繕費と将来リスクを高所得層向けに解説

    購入ブログ

  • 自営業の住宅購入で住宅ローン審査通らない?審査対策と必要書類を押さえて不安を減らす方法の画像

    自営業の住宅購入で住宅ローン審査通らない?審査対策と必要書類を押さえて不安を減らす方法

    購入ブログ

もっと見る